2013年3月13日から15日の3日間にわたって、健康産業BtoB商談会「健康博覧会」が東京ビックサイトにて開催され、「抗がん漢方」のブースも出展しました。高齢化進展をはじめ、生活習慣病の増加や医療費削減など、健康への関心が年々高まるなか、最新の製品やサービスが全国から集結、今年のトレンドやヒット商品がわかることから約4万人が来場しました。各会場がにぎわうなか、医療を筆頭にさまざまな業界から注目を集めたのが「健康食品・サプリメント展」。健康食品・サプリメント市場は急成長を遂げている分野でもあり、各社が興味深い商品などを展示していました。
THL-P複合漢方・[天仙液]の転移性乳がんに対する安全性及び有効性に関する研究
臨床試験による新薬の臨床研究
国立台湾大学医学院付属医院
元中華民国癌症医学会理事長、
財団法人乳癌防治基金会取締役
国立台湾大学医学院付属医院・
乳房腫瘍外科主治医師
国立台湾大学医学院付属医院・
家庭科主任医師
漢方薬によるエイズ治療臨床試験に参加
アメリカFDA・phaseV
心臓薬品開発者
国立台湾大学医学院付属医院の設立110年以上の歴史の中で、初めてがん患者を対象とした漢方薬によるがん治療の臨床試験
乳がん及び臨床で症状の悪化が確認され、以下の条件を満たした転移者。
THL-P[抗がん漢方]を服用するグループとプラシーボ(疑似薬)を服用する2つのグループに分けられました。試験方法はアメリカFDA基準である二重盲検法(実施している薬や治療法などの性質を、医師、観察者からも患者からも不明にして行う方法)が採用された。なお、グループの分け方は、くじ引きによるランダム方式で行われた。
合計44名の内(治療組:30人 対照組:14人)
39名が骨に転移、19名が肝臓、18名が肺、4名が脳に転移していた。
1. 主要基準:QOL「生活の質」(身体機能・症状・シングルスケール)
2. 次の基準:血液生化学検査(免疫機能変化)
3. 腫瘍変化(大きさなど)
身体機能、感情のコントロール、認知性などが、天仙液服用グループはプラスの数値になっており、生活の質(QOL)が改善されていますが、プラシーボのグループは0で改善されていないことが分かります。(表1-A参照)また、疲労が軽減されることから生活の質(QOL)の改善に関して、信頼性があるということを示しています。(表1-B参照)
免疫機能に関して、天仙液服用グループのキラーT細胞の数値が6.0とプラスであるのに対して、プラシーボは−2.5となっています。(表2-A参照)またB細胞とナチュラルキラー細胞も天仙液服用グループはでプラスになっており、つまり、天仙液は免疫機能を向上させる効果があるということが言えます。(表2-B参照)また、天仙液は化学治療の副作用を軽減させる効果も確認されました。(表2-C参照)
※本試験に関するデータはアメリカ国立衛生研究所(NIH)の臨床試験公式サイトに掲載されました。
また、2012年1月18日にイギリス補完代替医療学会誌(Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine)に掲載されました。
http://www.hindawi.com/journals/ecam/2012/803239/